・9/4(日)渋谷 PARCOにて開催されていたLOVE FOR NIPPON ART HEART COCORO展でトーク&ライブをさせて頂く。
国内外の蒼々たるアーティストの366点のメッセージアートが、
会場内に所狭しと展示されている中でのステージだった。
※LOVE FOR NIPPON 366 ART HEART SPECIAL SITEより
ライブだけかと思いきや、
まさかのクロストークにも参加。
こんな経験ないので、ドドドドド緊張(笑)。
震災後LOVE FOR NIPPONで、
たくさんの被災地へ行かせて頂いていたので、
実際に行って感じたことや、
震災後に感じたことを、
Candle JUNEさんのナビでbobinさんと共に話す。
bobinさんはネパールから遠く日本を想ったことなど話されていました。
ちゃんとしゃべれたか心配。
いや、間違いなくちゃんとしゃべれてなかったな。汗
しかし、トークをした後、かなり気持ちが入り込んでいて、
とても熱がこもったライブができた気がする。
これもひとえに
いつも誘って頂いている
CandleJUNEさん、もといLOVE FOR NIPPONの皆さんのおかげ、です。
たくさんの素晴らしい作品に囲まれて、
たくさんの刺激ももらった1日でした。
・9/10(土)
お昼に笹塚の202カフェで、お友達のREALROCKの結婚パーティ!!
お祝いに歌をうたう。
素敵な夫婦。
かわいい夫婦。
いつまでもお幸せに!
なつかしい仲間にもちょろちょろ再会できて嬉しかった。
自分の出番が終わった後、
パーティはまだまだ続いていたけど、
次の会場へ。
この日はタワーレコード新宿店でのインストアライブ。
予想に反してたくさんのお客さんが集まってくれました。
CDもたくさん買って頂いて感謝感謝です…!
インストアはたくさんの方の協力があって実現しました。
club lunaticaのマルタさん
BRIDGEのみなさん
タワーレコード新宿店のみなさん
来てくれたみんな、
偶然聴いてくれた方々、
本当にありがとうございました!
・9/11(日)
震災から半年のこの日、
福島のいわき、道の駅よつくら港で開催された
「LOVE FOR NIPPON LOAD」に参加させて頂く。
よつくら港は二度目。
前回は6/11、
あれからちょうど三ヶ月。
前回、
以前は一面芝生だった場所が津波の影響で砂に覆われていた。
しかし今回はそこに緑があった。
夏草が生い茂っていたのだ。
それだけでもなんだか前進しているような、
時の流れを感じて嬉しくなった。
しかし、
道の駅だった建物は崩れかかっていたし、
まだまだ津波の爪痕は至る所にあった。
LOVE FOR NIPPONブースで、
わたしは物資を配ったりなどもお手伝い(ただの足手まとい?)
駄菓子のとなりにスーパーボールセット。
子どもに人気で速攻なくなりました。
たくさん遊ぶんだぞおおーー笑!
ステージでは大道芸やら、よさこい、フラダンス、
いわきのチアガールたち。
チアリーダーの可愛さにメロメロになってアゲアゲになる
LOVE FOR クルー。笑
かわいかったなー
14:46前には献花台に花が敷き詰められた。
そして黙祷。
いろいろなことが頭をよぎった。
会場にいた方々は、
もっと色々な想いを抱えていたであろう。
宵闇が訪れて、
キャンドルが灯る。
yoshie ebiharaさん、ラビラビ、Bro.KONEさんとライブが続く。
会場の熱気が凄い。
お祭り、という枠のさらに上をいく、
人間の底力のようなものを感じた。
喜びも悲しみも包み込みながら
踊る人々。
そして
Bro.KONEさんのライブ後、浜辺で花火が打ち上がる。
会場の雰囲気は最高潮に達していた。
花火が終わりしばらくして、
お客さんが帰路に着く中
わたしの出番だった。
ほたるのひかり
まどのゆーきー
なんだかそんな感じだった。
歌ってる曲はわたしの曲なれど、
頭の中には蛍の光の、あのさびしい感じのイメージがあった。
みんなが今日という日を楽しんで、
ああ終わってしまったなあという祭りの後のあの感じ。
そのさびしさに今日は寄り添おう。
そう思って歌った。
浜辺のキャンドルドームでは、
いつまでもいつまでもキャンドルを眺める人々がいた。
何を思いながら、
眺めているのだろうか。
きっと誰にも詮索できやしない
自分の奥底の心と対話しているんだろう。
空にはまんまるの月が浮かんでいた。
帰り際地元のおばあちゃんが言ってくれた一言。
「いまでも地震が怖い。
少しでも揺れるとあの津波を思い出してしまう。
この半年間一度も忘れることなんてなかった。
忘れられるものか。
でも、
でもね、
今日は本当に楽しかったよ。
ありがとう。」
わたしは
本当に行ってよかったと思った。
そして福島の土と風と匂いにより深く向き合えた気がした。