ネパール旅行記はゆっくりじっくりアップしていきたいと思いますので!
日記を書きながら消化していくという作業と、
日記を書きながら再び思い出すという楽しみ。
というので1日毎にくぎってアップしてます。
こまかくてうざったいな〜〜と思ったら読まないでください!笑
この日記が読み物として
みなさんのひまつぶしになったらいいなと思っているし、
この日記を通して、
少しでも旅に出たような感覚になってもらえたら最高です!
というので8日目。
1/28金曜日、はれ。
SHANTI UTSAVというイベント当日。
わたくし、青谷明日香。
海外初公演。
なんと、
2曲ほど、ネパールでも歌わせて頂けることになったわけです。
それもこれも主催のbobinさん、そしてそしてJUNEさんのおかげ!
朝bobinさんちに集合してキャンドルの搬入をお手伝い。
荷物が積まれたトラックと、デリー小林。
その後bobinさんとスワンダイさんという人のおうちにキーボードを借りに。
スワンダイさんは世界的に有名なジュエリーデザイナーなんだとか!
おうちでキーボードをお借りし、
停電中だったので、工房兼事務所へ行って電気を拝借。←ここがすごいよね。
電源入った!
うむ、音も出る!
チェック完了!!
ということで機材を会場へ運ぶ。
bobinさん、パッツパツの忙しいスケジュールのなか本当にありがとう。。
会場は古い古い寺院。
その中庭。
既にマサラビーズの飾り付けが進んでいる。
すてき!!
一瞬ホテルに戻って着替える。
その後また会場へ。
サウンドチェック。
そして寺院の裏で関係者&出演者みんなでサモサを頂く。
これが本当においしかった!
サモサ後のデリー小林。
徐々に夕闇へ。
キャンドルも灯る。
Yo Hardingちゃんの独唱「アメージンググレイス」、
Yo Hardingちゃん+kengo machineさん(FREAKY MACHINE)+Sath Sathというストリートチルドレンの施設の子どもたちによる、「Oh Happy day」
で幕を開けたSHANTI UTSAV。
そして私。
2曲。
はじめ何をやろうか迷った。
なにせ言葉が通じない。
英語の曲を用意していこうか?
それとも40円を連呼してコミニュケーションをはかろうか?
いや、でも。
カトマンズ盆地を見下ろして、
澄んだこどもたちの目を見て、
必死に生きる人々を見て、
この曲しかないと思った。
「シチュー」
楽しい未来を夢見て
幸せそうに眠る子どもたち
楽しい未来を夢見て
本を読んで涙する大人たち
暗い暗い夜が
ドームのように街を包んで
闇に負けじと街の灯が
静かに激しく燃えてる
みんな本当は幸せになりたい
急ぐ人休む人居るけれど
みんな本当は笑いたい
影を地べたに落として
悲しい戦があって
悲しい歴史を繰り返しても
闇に負けじと街の灯が
静かに激しく燃えてる
見上げたら、飛行機が真上を横切っていた。
星もたくさん瞬いている。
目の前には
たくさんの人の顔が見えた。
2曲目はJUNEさんのリクエストで「さようならくじらぐも」。
みんな、いろんな人生があって、
きっといろんな壁を乗り越えたり、乗り越えようとしていたりすると思う。
それは日本もネパールもきっと同じ。
ここにいるすべての人の様々な人生。
少しでも背中を押す手伝いができたらいいな。
そんな願いをこめてうたった。
live photo by kobayashi hiro san
実はお借りしたキーボードにはサスティンペダルがなかった。
バッキングに徹する曲ならまだしも
バラードをやるにはとてもとても難しい環境。
しかし、どうしてもこの2曲しかない!
と思って選んだ。
そして
この2曲にしてよかったと思った。
ライブ後、
日本人、ネパール人、関係なく、
いろんな人がうれしい感想を言ってくれた。
何よりもSath Sathの子どもが、
「歌をきいて涙が出て来た」
と言ってくれたのが本当にうれしかった。
歌詞の意味なんてわからないはずなのに。
言霊ってあるのかなあと思った。
私の後に渡辺俊美さん(TOKYO NO.1 SOUL SET / THE ZOOT16)!
行きの飛行機も同じ便でしたのよ!!
バンコクで乗り換え待ちしていたときなどそーとードキドキしていたアタクシ。
むっちゃかっこよくてむっちゃ気さくな方でした!
いやーご一緒できるなんて感慨深い。
弾き語りスタイルはじめて拝見しましたが、
さすがのさすが、ただただ食い入るように見ちゃいました。
いやーぜいたくだったな!
そして、
bobin+天草。
聴きながら、
ここ何日かのネパールの日々が、
走馬灯のように脳裏を駆け抜けて行く。
キャンドルの光。
ずっと前からある古い寺院。
日本人、ネパール人、
そして旅行者らしき西洋人。
いろんな人種が入り乱れ、
ひとつの音楽を共有し、
ひとつの空間を共有している。
なんてすごい時間の中に居るんだろう。
そう思ったら
涙がとめどなく出てきて、
ばれないようにするのが大変だった。
最後はネパールのNarayan Gopalというネパールの国民的シンガーの曲を演奏する、
Narayan Gopal Lumantiというバンド。
タブラ+バイオリン+ギター+ハルモニウム2人という編成。
ニューヨークに演奏しにいっちゃうような凄腕ミュージシャンたちだって!!
わたしはハルモニウムという楽器にくぎづけ。
足踏みオルガンならぬ手こぎオルガンといった感じ。
形はトイピアノぐらいのサイズ。
ほ、、、、ほしーーーーー!
しっかし、高そーーーー
Narayan Gopalはもう亡くなっちゃってるみたいなんだけど、
美空ひばり級に有名なシンガーらしい。
なもんで、
会場の人たちが、つねに大合唱!
その画がすごかった…!
イベントが終わって、
打ち上げ会場へ。
ネパール産のウイスキー(おいしいんだよ!)
を飲む。
いつもよりも少しの量で顔真っ赤っか。
なんだかすっげー酔っぱらってしまった。
おかしなテンションで
夜道を歩く。
停電中のパタンの街はとても静かで暗い。
そんな中をダッシュしたり
奇声を発したり。笑
みんな小学生くらいになっていた、、、
気がする。
そんな夜だった。