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8/24ライブ@久保田45ℓさんとりあえずお疲れさまでしたパーリー!
8/24火曜日、はれ

くぼちゃんこと久保田45ℓさんの壮行会。
くぼちゃんはこのたびアフリカへタイコ修行に行くのです!

最初から最後までたたき尽くめのくぼちゃん。
もちろん私のステージでも叩いて頂いたよ!



さようならくじらぐもでは
くぼちゃんのことをちらちら見ながら歌ったよ。
だいぶ気持ち悪かったかもね!!!笑
すまんくぼちゃん!




最後のtimecampでは泣いてしまったよ。
3人の絆、見せてもらった。
男だね。。。

会場はくぼちゃんを愛する人々でいっぱい!


くぼちゃん、気をつけてなあ!
お土産話、楽しみにしとるど!
わたしも日本でがんばるど!




寝不足のまま
翌日は中性的な脳みそを持つミュージシャン2人と鎌倉へ。



なんだかグロいハス。
グ・ロハス。


仁王様ショット。
もしくはあうんの像ショット。


特大ソフトクリームを食しました。







たまにはこういうのもええね。
あかねとリュースケありがとうよ。


さあて、明日は乙事キャンプでライブ!
またもや地獄のドライブ再び!
慣れたころが一番こわい!
無事たどりつけるように安全運転でいきまーす!


8/27(fri)〜8/29(sun)@長野県諏訪郡富士見町 町民広場キャンプ場
27日 18時スタート
参加費
 27日 無料
 28日 3,000yen(中高生2,000yen)
 29日のみ 1,500yen:日の出以降(中高生1,000yen)
■LIVE
サヨコオトナラ
ムビラトロン
AO AQUA
八ヶ岳泉龍太鼓
青谷明日香
平魚泳ぐ
YUKI BAND
宇宙連絡帳
久多良木一人
レイジーハン
幻夢DUBmunchies
Funkamental
小池コータロー
乙事主
八ヶ岳シャンティーアジールユニオン
...and more

青谷明日香(Vo,Pf)
akane(A-sax)

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夏の朝
8/23、はれ


今日も暑くなるんだろうな。

早起きが好きです。
もともと何か集中するならば朝。
曲作りも朝。
という根っからのニワトリ野郎。
そのかわり夜は苦手。

朝。
こんな朝陽にめぐりあえる朝。

みんな寝てて、街は静か。
自分だけの時間。


今回の曲は、
今は亡き人との思い出をまとめています。
その作業はつらく苦しい作業でもある。

でも絶対形にするからね。
今わたしにできる最大限の挨拶として。




さて、明日は仲良しのパーカッショニスト、くぼちゃんの壮行会があります。
くぼちゃんはアフリカに1年タイコ修行に行ってしまうのだ。
さびしいけれど、
自分の船をこぎ始めたくぼちゃんを
笑顔で送りだしたいと思います。


7/24(tue)渋谷 WASTEDTIME
<久保田45ℓさんWastedTimeとりあえずお疲れ様でしたパーティー!>
100720_222804.jpg
OPEN START 18:30
ADV 2,000yen / DOOR 2,500yen(2D込)
■LIVE
宮古ブルー
ナナカマド
OJI
今野大輔
青谷明日香
TimeCamp
■DJ
北島友太(JAVAdeCAFE/彩音〜zion〜)
■FOOD
フジイハルカ
KUNNECUPKAMUY
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8/20のことと8/21ライブ@Farmar's Market
8/20金曜日、はれ

ガラスアーティストの明日香ちゃん(同じ名前!)
の個展を見に行ったよ!

100820_2004~0001.jpg

静岡のcafe CAPUで置いてあった明日香ちゃんの器にひとめぼれして、
店長チーさんに「この器かわいい!」と言ったところ、
静岡に住んでるアーティストなんだよ。と教えてもらって。

そんな明日香ちゃんが4月のCAPUライブに遊びにきてくれて、
同じ名前だというのもあって速攻仲良くなり。

そして自由が丘のRUDE BOY CAFEというオシャレなカフェで
いろんなアーティストさんたちと個展をするというので行ってきました。

明日香ちゃんの織りなすガラスの世界、
すげ〜好きなんだよね。
ガラスの領域を飛び越えてる気がする。
ガラスって、なんだか高尚な匂いがするものなのに、
明日香ちゃんの作るものは斬新でかわいくて親しみやすくて。
身につけていろんなところに行きたくなってしまうような作品ばかり。
今後ダブル明日香でいろいろ企みたいと思ってます!


8/20金曜日はクロージングパーティ。
いろんなライブも楽しめて、
乙事キャンプでも共演するものすごいジャンベプレーヤー奈良大介さんにご挨拶できて嬉しかったし!
なつかしい人にも会えて嬉しかった。

明日香ちゃん、とても楽しい夜をありがとう!



8/21土曜日、はれ。
青山の国連大学前の広場で開催された「Farmar's market」にakaneと参加。


都心のど真ん中で毎週開催されている、市なんだよ。

いろんな生産者さんが、とっておきのものを売っている。
有機野菜、
手間ひまかけてつくった油だとかジャムだとか。
おいしいフルーツなどなど。
毎月1回、「Night Market」という夜市をやってて、
今回はそんな素敵な場所でライブ。

聴いてくれたみなさんありがとーー!


我々も、いろんなもの試食したり、
カレーやビールをのんだり堪能しました。

トウモロコシは、生でも食べれて、
フルーツみたいな甘さでほんとうにおいしかった!!



ステージのうしろでは
イラストレーターの長友さんがライブペインティングしていたよ。


会場ではラブラドールの里親探しもやってました。
とても考えさせられるイベントだったなあ。

けれど、生産者のひとたちは若い人ばかりで、
これからの未来がつまってるイベントだったと思う。

潤平くん、たねくん、
スタッフのみなさん。
ほんとうに参加させてくれてありがとう!
世田谷でのプロジェクトも応援してます!
お互いがんばっていこうね!
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8/16、そして東京へ
北大でのイベント後、
まみちゃんとつかさくんと夜の札幌ツアーへ!

おいしいスープカレーやさんやら


疲れがふっとぶ温泉に連れて行って頂く。

楽しかった〜〜!!
まみちゃんつかさくん、楽しい時間をありがとう!

お腹も心も満たされ、
また会おう!と固い約束をしてバイバイ。

そして最後の夜は、今ツアー初のホテルで宿泊!
そんだけいろんな人にお世話になった、ってことだね。。
感謝感謝。



8/16月曜日、くもり。
全行程を終え、空路で帰路に着く。


なかなかの強行突破で、
なかなかの試練であった今回のツアー。

正直、ツアー計画段階で「逃げ出したい」衝動にかられたりした。
それだけ暗中模索だったし、
断念しようかな、となかばあきらめかけたことも。

それでも各地のみなさんのおかげで、
「いや、行こう!行く事が大事だ!」
と、勇気をもらって、背中を押されて出立した。


結果、
行って本当に良かった!

見えたものがたくさんあった旅だった。
この見えたものを消化できるかできないかで
次のステージが見えるかどうかが決まる気がした。
よいところもわるいところも
しっかり向き合っていきたいところだ。


小千谷、
古町、
石狩、
札幌、
各地のみなさん本当にお世話になりました。
もっともっといいものを作って、
もっともっといいものを提供できるようにして
必ず恩返しします。
ほんとうにありがとう。



そして、同行してくれたakane、勇気くん。
ありがとう。
タイトで大雑把なスケジュールをこなさせてしまい本当にごめん。

でも1人だとできなかったこと。
感謝してます。
心から。

ふつつかものですが
どうぞこれからもよろしく。


以上、旅の報告でした。

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8/15ライブ@札幌 cafe サーハビー
8/15日曜日、はれ。

ツアーも終盤に差し掛かる。
朝、テントを撤去。
2日間お世話になりまくったELDNACSのみなさんにお礼を言う。


TAIRA-CREWの地に名前が刻まれたよ!
うれしい!


再び重い荷物をひきずって、TAIRA-CREWを後に。
さあて、札幌までどう行くか。
途方に暮れていたところ、
信じられないタイミングでパオ君たちが現れる。
なんと札幌まで同乗させてもらえることに。
本気で天使に見えた。

さらに、途中、お寿司やさんに連れて行って頂き、
お寿司をごちそうしてもらう。
乗せてもらった上にお寿司まで…
なんとまあ…言葉になりません。
ありがとすぎるありがとう!


札幌まで送ってもらい、2人と名残惜しくもバイバイした後、
cafeサーハビーへ。
雑居ビルの奥にある、隠れ家のような素敵カフェだった。

今回急なライブの申し出にも関わらず、快く引き受けてくれた
店主、野々村さんと初対面。
笑顔の素敵なやわらかい方だった。

店内はRISINGSUNに対抗して3日間ウッドストックの映像を流すキャンペーン(?)期間中。
私たちを歓迎してくれる雰囲気がそこらじゅうにあって、とてもありがたかったし嬉しかった。
疲労はピークだったはずなのに、
一気に元気になる。

akaneとレッドブルを一気飲みして、いざ本番!

泣いても笑っても最終日。
どうせ演るなら笑うべえということで、
気合いが入ったのか、
すごくいいライブができた!

札幌のみなさん。
野々村さん。
ほんとうにありがとう!
ドーナツ&コーヒーもめちゃんこおいしくて、疲れた体に染み渡りました。
絶対に、また行きます!


その後、
RISINGSUNのライブも遊びにきてくれた
まみちゃんとつかさくんと一緒に北海道大学へ。

世界最大の人権保護団体「アムネスティ」のイベントで、
JUNEさんがキャンドルを灯し、
OKIさんとラビラビがライブをするというので。

行くまで、今日が終戦記念日だとは気がついていなかった。



行って本当によかった。
北海道はおろか、自分の国のことをなんも知らなかったんだと思った。

目を背けたくなるような事実がある。
やってしまった過ちがある。
それを知った上での、
亡くなった人に「ありがとう」と言える、
JUNEさんの力強いキャンドルの炎。
ラビラビの音。
OKIさんのトンコリ。

私はまだ見ぬ、
いろいろな景色を見てきたからこそ存在するものなのだと思った。


じいちゃんの死、

勇気くんのおじいちゃんの話、

斉藤和義の歌詞、

そしてこの日。

すべてがつながっているような気になってしょうがなかった。
天は私に何を訴えようとしているのか。
何をさせようとしているのか。
普段はそんなこと考えもしないのだが、
なぜかそんなふうに思ってしまう。


頭の中で整理するには、
おそらくだいぶ時間がかかってしまうであろう。
しかし、このとき感じた
巨大な「気配」は、
確実に私のこれからに力を与えてくれるものだと確信した。


風が強い夜だった。
会場のまわりに立つ巨木が
ザワザワ、ザワザワと揺れる。

わたしの心もザワザワがとまらなくて
しばらく巨木たちを見つめていた。
ちょっとだけ、背筋を伸ばしながら。
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8/14のこと@北の大地
8/14土曜日、はれ。

RISINGSUN2日目は、早朝5:30起き。
今回のツアーは本当にタイトだったと思う。
いつもは「ねてな〜い」「つら〜い」など四の五の言う私だが、
JUNEさんはじめELDNACSのみなさんはいつ寝てるの?ってぐらい
早朝から深夜まで動き倒しだったので、
まだまだあたしゃ甘いのお、と一発奮起。
寝袋から飛び起きる。

しかしテントから出てすぐ、
早起きしてよかった!と思った。
RISINGSUNの朝は、ほんとうに美しかったからだ。


勇気くんがこの日、一足先に東京へ戻るのと、
レンタカーを返さなければならないのとで、
RISINGSUN会場から一旦離れることに。

車は石狩の大地を抜け、新千歳空港へと向かう。

車内でakaneと勇気くんにいじられる。
この2人は私のことをドMと信じて疑わないようで、
年下のくせにお姉さんをガンガンいじってくる。
なんつったって「猫背」「大雑把」「変態をよせつける」「不運」という私の特徴でよくもそんなに笑えるなあ、というぐらいよく笑うので、幸せなやつらだ。
しかし最近はたまに度を超えているので、
少し怒ったりすると、それがたまらないのか
さらにお姉さんをいじってくる。
「コケにしくさって〜…」とお姉さんは仕返しが出来る日を今か今かと待ち望んでいることを彼らは知らない。
ほんとうに幸せなやつらだ。
しかしそんな年長者を大切に扱わない2人に、今回は本当に助けられた。
次々とやってくる「修羅」(わたしたちのなかではワンシュラ、ツーシュラ、といった感じで単位になっている)を2人のおかげでなんなくクリアできたように思う。
だから、仕返しをするのはもうちょっと先にしようと思う。


新千歳空港で勇気くんを無事見届けたあと、
車の運転は私が受け持つことに。

そして気がついたら、
高速をぶっ飛ばしていた。

追い越し車線なんか怖くて行けないわ、アハン
などと、か弱く言っていた私はいずこへ。
がんがん追い越す私。

横でakaneが
「お、おい…。成長したっていうかなんていうか…」とうろたえていた。
どうやら本当の私がでてきたようです。
真の地獄はこれからなのかも。


いずれにしろ無事車は返せたから結果オーライとして。
RISINGSUN会場への戻り方もよく調べないまま出てきた私たち。
とりあえず飯を喰らい風呂でも入って考えるか、と。
朝ごはんを食べ、レンタカー屋のお姉さんに教えてもらった風呂屋へ。
長いこと風呂に浸かった後、とりあえず気持ちいいから寝るか、と
座敷でドデーンとごろ寝。
約1時間ほど爆睡。


その後、飛び起きたはいいが、
羅生門に出てくるババアみたいになった女2人は
のそのそと電車に乗り、
麻生駅というところで会場行きのバスに乗り込むことに成功。

午後16時ぐらいに会場に戻る。
そして再びTAIRA-CREWに戻り、おいしいまかないをラビラビのみんなと堪能する。
ラビラビも私たちと同じTAIRA-CREWステージで演奏予定との事。
わたしはイチファンなので、楽屋でいっぱいいろんな話ができて嬉しかった。
ラビラビの今回のツアーはなんとトータル3週間とのこと。
すごい!
さすがのサウンドジプシーだ。


その後、RISINGSUNも楽しまねば、と
メイン会場のほうへも足を運ぶ。

ところが、
私たちが北海道入りするまでずっと雨続きだったみたいで、
足場はぐじゃぐじゃ。
しかも泥がなんか臭い。
akaneは「馬糞ゾーン」と命名して警戒していた。
しかし結局馬糞まみれになる事は避けられず、
馬糞でコーティングされた足になってしまった。
それでもライブを見るべえと会場内を歩く。


そして始まった斉藤和義ライブ。

本当は別の会場へ行くつもりで、ステージを通り過ぎようとしていたのだが。
あまりにも良くて立ち止まってしまった。
あんなにメッセージ性が強い人だったとは思わなんだ。
一言一言が、胸にくる。
胸がいたい。
愛情もあるようで、
しかりつけるような、訴えかけるような厳しさもある歌世界。

何曲目かに「清志郎さんにささげます」と言い放ってから歌った曲があった。

あの人は鳥になった
満月の空を飛ぶ鳥になった

そっちの世界はどうですか?
ジャムってますか?
ジミヘンとですか?
オーティスとですか?
こちらは争いが絶えません

そんな感じの歌詞だったように思う。

私の頭の中にじいちゃんが浮かんだ。

そうだ、じいちゃんは鳥になったんだ。
あっちの世界で、先人たちと楽しくおしゃべりしているのかもしれない。
そう考えたら胸がしめつけられてしまっていつの間にか泣いていた。

となりを見たらakaneも泣いていた。
後で聞いたらわたしのじいちゃんの事を考えてくれていたらしい。
やさしい子だな、と思った。


その後UAのライブを見た。
ライブはすばらしかったよ。
しかし、私は満月の空を飛んで行く鳥のことで頭がいっぱい。

石狩の空にも、
鳥になったじいちゃんが飛んで居るのかもしれない。

そんなことを考えては夜空を見上げるばかりだった。
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8/13ライブ@RISINGSUN ROCKFESTIVAL 2010 in EZO
8/13金曜日、はれ。

フェリーは早朝4:30に小樽築港着。
台風一過。
すがすがしい空。

パオ君と私たちは港を出た後、
小樽運河近くにある
「鱗友市場」の『味さき』というお店へ。

ここは元ELDNACS(Candle JUNEさんの会社)のキャオさんが紹介してくれたお店。
キャオさんはとても元気のよい女の子で、飛び出すジョークもいつもおもしろい。
まかないを作りながら色んな人に話しかける図はどう考えてもいちエンターテイナー。
SONG OF THE EARTHCandle Odysseyに出演した際、
ものすごい共演者陣に囲まれて
小動物のようにビクビクしている私の心をいつもほぐしてくれた。
そんなキャオさんは日本を飛び出して、現在海の彼方オランダに居る。
ある日わたしのうちに彼方からの葉書が届いた。
「オランダではもやしは高級品!30円じゃ買えないよ!」
というもやし情報が(笑)
しかしキャオさんの住所はどこにも書かれていない。(笑)
そうこうしているうちRISINGSUNの出演が決まり、
その情報をキャッチしたのか
彼方から「小樽にいったら絶対食べてほしい」
「この時期になるとここのサンマ丼のことしか考えられない」
といった内容のメールがakaneに届いた。
オランダのPCは日本語対応していないのか、全部英文字で。

「hanpanai yo」

とのことなので、
そんなhanpanaiならば経験しとかないとな!と脇目もふらずやってきた。

「味さき」は早朝なのに大盛況。
私たちも順番を待って、店内へ。
そしてさんま丼とウニを頂く。

うん!
キャオさん!
hanpanaiね!!

ウニも「お口の中ですぐ無くなる」始末。
おいしすぎるお店を紹介してくれてありがとう。
そして、早くまた会いたいな!


お腹を満たしたあと、
重い荷物を抱えての移動に疲労がたまり、
レンタカーを借りる。
まあレンタカーを探し出すまでだいぶ時間もかかったり、
ここでもだいぶドラマがあったんだけど、あえて割愛します。
そんな米騒動ならぬレンタカー騒動に付き合ってくれたパオ君、ほんとうにありがとう。
そしてパオ君と一緒に札幌まで向かう。
いや、しかし、
車って快適!


札幌に着いて、
パオ君と一時バイバイし、
勇気くんのおじいちゃんのおうち、銭函へ。

突然行ったわたしたちをあたたかく迎えて頂きありがとうございます。
さらにお昼ごはんまでごちそうになりました。
おじいちゃんが家の畑で作ったトマト、ピーマン。
そしてシャケの塩焼き。
氷が入ったソーメン。
どれもこれもおいしかった。


お家のすぐ近くに海があった。
銭函はニシン漁の街。
勇気くんのおじいちゃんのそのまたおじいちゃんは、
なんと秋田から銭函へニシン漁をしに移り住んだ人らしい。
勇気くんには、わたしと同じ故郷の血が流れているんだね。
なんだかうれしくなった。

勇気くんのおじいちゃん、おばあちゃん、おばさんから
いろいろな話も聞いた。

戦争のこと。
戦後の地獄。
ロシアからの脅威。
北方領土問題。
日米安全保障条約。

考えてみれば、ここは北海道。
わたしたちがノホホンと受け流している「北方領土問題」は、リアルなのだ。
わたしは政治/宗教にはとんと疎い。
いくつもの問題が絡み合って、とても一口じゃ語れないから、
あえてこじあけなかった。
だが、こうして、
現在進行形で歴史が動いている土地に降りると、
否が応でも空気を感じてしまう。
しかしそれは受け止めなければいけないことであって、
現にこうやって生の声を聞けたのはラッキーだったなと思った。

世の中には知らないことが多過ぎる。
一口で「ピース」とは言ったって、
そこには負の歴史もあるのだ。
しかし、それを受け止めた上での「ピース」なのか
それとも中身のない「ピース」なのか。
それとこれでは雲泥の差だ。
悲しいかな、私は表現という海の中に両足つっこんでしまっている。
表現者は中身のつまったものを追求しなければ。

勇気くんのおじいちゃん一家のみなさま。
お盆当日に、突然の訪問者。
さぞやご迷惑かけたでしょう。
しかしとっても貴重な時間を過ごさせて頂きました。
気づかさせてくれてありがとう。



そして、RISINGSUN ROCKFESTIVAL会場へ!

RISINGSUN。
こんな私が出られるなんて。
なんで?
って思っている方も多数でしょう。笑

今回Candle JUNEさんが作り出す空間、「TAIRA-CREW」で歌わせてもらえることになったのは、もちろんJUNEさんのおかげ。
4月にJUNEさんのイベント「Candle Odyssey」に出演した際に、
やんわりお話を頂いて、
是非!お願いします!と
北海道にドカドカ乗り込んできた私たちだったのです。

突然車で登場したり、アレコレ何度も連絡してしまったりして、
JUNEさんやGASさん、スタッフのみなさんにはだいぶ迷惑をかけてしまいました。
ほんとうにすみませんでした!

会場入りするときにも、
JUNEさん直々に来て頂いたり、
機材の搬入を皆さんに手伝ってもらったり。
「どあーっ!すみません!」の連続で、
会場内を移動。

そしてTAIRA-CREW着。
特別な森ができておりました。。


何日も前から準備をしていたんであろう、手のかかりっぷり。
なんともいいがたい、素晴らしい空間。
そして何だかホッとする空間。
まだまだキャンドルは灯っていない昼の時間でも、
JUNEさんというすさまじい人の仕事っぷりに腰を抜かすばかりだった。


機材を搬入した後は、テントを設営。
テントを会場に着く前に購入した私。
これで3人ぶんの宿も確保できたわけだし、
あとはやるだけ!
楽しむだけ!
テントの設営はマオシモン画伯に手伝って頂いた。
素晴らしい絵描きの人なのに、薮の中でテントの設営させちゃって、
何カ所か蚊のえじきにさせてしまいすまんこってす。


そして、TAIRA-CREWに夕焼けが。


そして夜が。


そして私たちのライブ。

TAIRA-CREWを訪れる旅人をもてなす、
森の住人になれたかな。


終わったあとにJUNEさんから
「さようならくじらぐもは、もっとたくさんの人に聴かせるべきだと思う」
とお言葉を頂き、震えた。

SONG OF THE EARTHでJUNEさんのトークを聞いて出来た曲。
それを当の本人にそんなことを言ってもらえて、
ただただ嬉しかった。


ライブ後は疲れて一瞬落ちてしまい、
ぱっと起きて見にいったのは
おおはた雄一さんと原田郁子さんとハナレグミのトリオ、「オオハタハラダナガヅミ」。
1日目、見たのはこのライブだけ。笑
とても自由なライブだった。
すごくよかった。
なんだかとても電話したくなって東京に電話した。

「いまライジングサンだよ
とても気持ちのよい夜だよ
なんだかいろいろあった1年だったけど
とても今満足した瞬間を迎えているよ」

そんなことを言って電話を切った。


長い1日だったが、
最高の1日だった。
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8/12のこと@日本海
piano pianoでのライブ後は、
akaneの実家へ泊まらせてもらう。

akaneの実家は新潟の村上市、山北町というところにある。
新潟県の恐竜のあたまの部分。
というか先っちょ。
なにせ山形県が目と鼻の先。

新潟市から2時間かけて北上し、
海辺を通って新潟の最北端へ。

着いた時間は23時をまわっていたと思うのに、
ご家族にあたたかく迎えて頂いた。

akaneの実家はなんと旅館。
いつも謙遜して実家のことをしゃべるから、てっきり民宿みたいな感じなのかと思ってたら、
すごく立派な旅館でたまげてしまった。

ヤクザの大親分が座しているような大きい宴会場。
鳥の剥製。
立派な玄関。
すみずみまで掃除が行き届いていて、
空気はピシッとしている。
何代も続く由緒正しいお宿なんだとか。

すごいところで育ったんだね。
旅館のむすめ。
かっこいいな。



遅い時間に着いてしまったのに、
用意して頂いたご馳走の数々!
間違いなく2010年一番のご馳走だった。

夏は貝が旬だということで、
見た事もない貝料理がならぶ。
おいしすぎて食べ過ぎた。

ここで台風が明日我々の行く手にぶち当たることを知る。
テレビからこだまする、
「日本海は大シケでしょう」。
頭の中をぐるぐるループ。
さらに北海道は前線の影響もあり大荒れとの事。
次はフェリーで北海道へ向かう私たち。
フェリーは動くのか。
RISINGSUNも中止になってしまうんじゃないのか。
最悪のことを考える。
しかし、こればっかりは天のみぞ知る事。
電車で北海道入りすることも考えながら、
どうか無事たどり着けますようにと
祈りながら就寝。


そして、
8/12木曜日、はれ。

台風が来ているとは思えないほど、すがすがしい朝。

またもやおいしい朝ご飯を頂き、
早朝にakane家を出発。
ご家族のみなさん、
遅い時間にお邪魔した上に早朝にばたつかせて、
ほんとうにご迷惑おかけしました。
たくさんご馳走さまです。


山北町には「笹川流れ」という名勝がある。
エメラルドの海と、岩場が織りなす絶景だ。
夜に見えなかった素晴らしい景色を堪能しながら車は走る。
遠くに見える粟島も楽しみながら。

2時間かけて、新潟まで戻る。
akaneのお父さん、
行き帰り4時間。
2日合計で8時間。
ほんとうにお世話になりました。
ありがとうございます。


心配していたフェリーも、
なんてこたない、
問題なく動く気配で一同「ホッ」。
手早く乗船手続きをすませ、船内へ。

新日本海フェリー、とても大きな船だった。
大きなフェリーは昔八丈島に行ったときに乗ったぐらい。
そのときは2等船室、いわゆる一番料金の安い雑魚寝部屋が大きな部屋一室のみで、
「どうぞ適当に寝てちょ」という感じだったので、
あらゆるところからあらゆる音が聞こえてきて、
さらに寝るスペースを確保するのが大変で、
とても居づらい空間だったように思う。

しかし今回は時間も長いためか、
2等船室も10人分ぐらいずつで小分けされており、
レストランも、レジャー施設も、
映画館も大浴場もあって、
とにかく広くて、
長い船旅でも退屈しなそうな感じ。
これはよいぞと、これから始まる船旅にも期待ふくらむ。

出発間際、
甲板に出てアイスを食べる。
一列になったカモメが沖をにらんでいた。

よし、
行くぞ。
北海道。

風に乗ったカモメのように、
気持ちよく羽ばたいて行こう。


ぽーん。
新潟の空に轟きわたる汽笛。
ゆっくりとフェリーは出発した。


そういえば、わたしは乗り物酔いが激しい。
「フェリーが動いても動かなくても、あもちゃんにとっては試練だね。はっはっは!」
と勇気くんにも言われる始末で。
しかし、こんな状況だもの。
とにかく動けばいいや。
そうなったらゲロゲロでもいいや。
と、ある程度覚悟を決めて乗り込んだのだったが、
びっくりするぐらい穏やかな航海だった。

フェリーの中で、勇気くんのお友達、
写真家のパオ君に会う。
どうやらパオ君もRISINGSUNへ行くらしい。
旅は道連れ。
パオ君も交えて、
海のど真ん中で夕陽を見た。

最後の最後、
夕陽が「ジュッ」と海に落ちるまでずっと眺め続けていた。
空はどんどん晴れてくる。
台風の「た」の字も感じられないぐらいの海。
良かった。
胸をなで下ろす。


お風呂に入ってさっぱりした後、
甲板に出てビールを呑み、
未来のことを語る。
きっと明るい未来というのは、
待っていてもやってこない。
具体的に思い描けば思い描くほど、
近づいて行くんだと思う。
夜の潮風が気持ちよかった。
船はいよいよ本州を越え、北の大地側へ。


いつものごとくビール1杯で泥酔のわたしは、
ゆでだこみたいな顔のまま就寝。
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8/11ライブ@新潟古町 piano piano
ROCK STEADYでのライブ後は、
恩人あいぼんのおうちに泊まらせてもらう。

あいぼん、忙しい時期なのに本当にありがとう。

おかげさまでぐっすり眠らせていただいた。
zzz…。



8/11水曜日、はれ。
朝飛び起きてシュシュッと荷物をまとめ、
あいぼんにインターの高速バス乗り場まで送ってもらう。

別れ際、
あいぼんから「ハイどうぞ」とあるものを渡された。

なんと笹の葉っぱで巻かれたおにぎり。
わたしたちが準備している間に作ってくれていた。
なんという優しさ!!!

あいぼん。
本当にありがとう。

バスに乗り込んで早速頂く。
お米は古代米が混ざっていて、
塩加減も炊き加減もベストすぎるほどベスト。
笹の匂いがお米をさらにおいしくさせる。
こんなウマいおにぎり食ったの、初めてなんじゃなかろうか。

きっとお米のことを知り尽くすあいぼんだから成せる技。
コメスペシャリストの仕事、
見させて頂きました。
ごちそうさま!


バスは2時間かけて新潟市まで。
着いた新潟市の暑さ、尋常じゃない。
日差しはじりじり。グリルで焼かれる魚のような気になったし、
なんといっても逃げ場がない温度の高さ。
北上したのにおかしいな、と首をかしげる私たち。
しかし、その謎はあとではっきりする。
なんと台風が近づきつつあったのだ。
フェーン現象で気温が上がりに上がった状態。
幸運かな、のんきな私たちはそんなことに気づきもせず、
新潟ってあっち〜んだな!と叫んでいた。


この日のライブは古町というところで。
地下街のROSAにある、piano pianoというお店。
普段はジャズのライブをしているところらしい。

なんと会場にあったのは、スタンウェイの古い古いグランドピアノ。
ふたをあけてポーンと鳴らし、
あまりの美しい響きに感動してしまう。

よし、今回はこのピアノの響きを楽しもうと、
思い描いたところで一旦会場を出る。

まだまだ時間があったので古町を散策。

このへんは街並が古くて、
その古さをオシャレに、
そして新しく感じさせるお店が多く、
とても散策しがいのある街だった。

わたしのCDを置かせて頂いているBOOK OF DAYSもこのあたり。
だがあいにく水曜日はお休み。
その他行ってみたかったお店も、わりと水曜日休みが多く、
行けずじまい。
また来いってことかな。

唯一、
行きたかったカフェ、ダンデライオンに行けた。
14時を過ぎても大盛況なダンデライオンに無理くり入り、
名物のカレーを頂く。

おいしすぎて、ものの数分でなくなった。
akaneに「めずらしく食べるのが早い」と言われる。


会場に戻ってセッティング。
サウンドチェックをした後に本番。

piano pianoの常連とおぼしき方々、
piano pianoを紹介して頂いた雑貨やさん「モロッコ」のお二人。
akaneのお父上とご親戚。
通りすがりの方。
さまざまな年齢層のお客さんたちがいらっしゃる。

ジャズではない。
さわやかではない。
へたくそなピアノ。

受け入れられるかどうか。
始まる前にそんなことを思ったが、

お客さんの笑顔、
手拍子、
そしてピアノが持つ最高な音色に助けられて、
とても良い状態でライブが出来た。


見て頂き聴いて頂いた新潟のみなさん、
piano pianoの越後美人のおふたり。
ほんとうにありがとうございました!
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8/10ライブ@新潟小千谷 ROCKSTEADY
8/10火曜日、はれ。
新潟〜北海道ツアースタート。

今までの音楽人生で、最長のツアー。
そして最大の移動距離。
さらに行程が決まりきっていない状態での出発。
目的地のなかには未知の地域も。

自分ひとりなら、持ち前のうさんくささと大雑把さで乗り切れそうだが、
今回はakeneと勇気くんというメンバーも一緒。
2人に間違いなく負担をかけてしまうだろうスケジューリングに、
申し訳ない気持ちと、一抹の不安と、
だがしかしツアーの終わりで絶対に感じられるだろう達成感を予感し、
ドキドキワクワク・ハラハラバクバクな準備期間を経て。

8/10、いざ。
お昼12時ジャストに池袋出発。

バスに乗った瞬間にホッとする。
3人無事そろって出発できた、という事実なのか。
これからは駆け巡るだけさ、
やるだけさ、
という臨戦態勢に入ったのか。
あの安堵感は分析のできない不思議なものだった。




高速バスは関越道をひた走り、あっと言う間に越後は川口町へ。
ここは中越地震の震源地。
去年わたしとakaneはこの地で開催されたSONG OF THE EARTHというイベントに出演した。
サービスエリアから見下ろした川口町は
あのときと同じ優しさで「いらっしゃい」と言ってくれたようだった。


サービスエリアを出て、小千谷インターに着。
初日の目的地は小千谷のROCKSTEADYというカフェバー。

去年の10月にもライブをやらせて頂いたので、約10ヶ月ぶり。
10ヶ月ぶりのやっさん、
ひかり祭りぶりの(2日ぶりぐらい…笑)PHOKAちゃんに再会。

少しするとたつまき堂猪俣さん、
ROCKSTEADYの女主なつきさんも登場し、
久々の会話に心がなごむ。
「ああ、やってきたんだな。」
と到着を噛み締めた。

おいしいごはんを頂き、
ライブはゆったりと、21時ぐらいからスタート。

わたしたちと中越を出会わせてくれた恩人あいぼん。
かーくん、VIVくんもかけつけてくれたよ。

最初はPHOKAちゃん。
朝を告げる鳥のように、
木漏れ日のように、
すっと入ってくる素晴らしい声の持ち主。
ライブをやり始めてまだ1年というから恐れ入る。
才能とはこういうことを言うのかも。
ギター猪俣さん、タイコはやっさんで、
3人のハーモニーを存分に楽しませて頂いた。

そして私たち。

約1時間のロングセット。
前回はわたしとakaneだったけど、
今回は勇気くんも交えてののトリオ編成。
約10ヶ月の間、いろいろあったなあと思いながら、
しみじみ演奏。
少しは成長出来ていたでしょうか。


猪俣さんのPAも素晴らしく、
手動でのディレイ処理にアガる。

平日なのに集まってくれたみなさん。
本当にありがとう。
遅い時間までおよんだのに、アンコールまでありがとう。

なつきさん、食い逃げ同然に
飲み食いしてしまいすみません。。
おいしいものばかり頂いたのにお礼を言えずじまいで本当に後悔。
このご恩はいつか必ず…。

猪俣さん。
たくさんたくさん、
ありがとうございます。
また行かせて下さいね!

PHOKAちゃん。
続けざまに共演できて嬉しかったよ。
またやろうね!
歌うこと、ずっと続けて行こうね。



小千谷のみなさん
ほんとうにありがとう。
またね!
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