先週末、またもや静岡に行って参りました。
お昼ぐらいに東京を出発し、午後に静岡着。
静岡、あったかい!
もう春かなあーなんて思えるほどの陽気。
気温があったかいと、気分まで明るくなるのが不思議。
あたしのまわりの静岡人に底抜けの明るさがあるのは気候のせいかな!?
と思っちゃう、こちとら日照時間全国最低の秋田県民だす。
静岡駅からえっちらおっちら歩いて、まずはこの間出会ってしまったツボど真ん中のカフェ
CAPUに。
あいかわらずいい空気が流れていた〜。
あたしはしそジュースと焼きリンゴのスイーツ、
あかねはモロッコティー(あま〜いお茶)をオーダーして、
「あ〜また静岡きちゃったねー」なんてほんわりする。
のみものたべもの、めずらしいものが多いし、
毎回おいしすぎてしもぶくれがさらにしもぶくれになっちまう。
店長のチーさんに再会もできて、さらにほんわ〜り。
そして今回の静岡行きのお話をくれた田山さんと合流。
一路、焼津へ!!
そうそう。今回の目的は焼津にある「夢擂屋」(むずりや)というお店でのライブ。
むずりやに着いて、店長ケメさんと奥さんキョンさんにあたたかく迎えて頂く。
店内はすでにイイ匂い…。
CAPUでも飲み食いしたのに、ぺっこぺこのお腹です。
そんなハラヘリシスターズをみかねて、
リハ後に豪勢なご飯が!!!!
んっはー!
もうばくつきです。かぶりつきです。
やばかったーほんとうにおいっしかった!
漬け丼に、イカと大根の味噌煮に、筑前煮に、菜の花とカリフラワーのサラダに、サーモンのマリネに、冬瓜のスープ!
あああ〜。どれもこれも、この世のものとは思えないおいしさ。
あの世フーズ!!!
いやいや三途の川ディッシュ?!!
あ〜もう思い出したら興奮してきた!はらへってきたよー。
…と、どれだけおいしかったことか。
文章じゃ伝わらないので、ぜひ実際食べにいってください。はい。
と、ひとしきりお料理に感動したあと、外に出てみると、
まんげつ!
しばし、月光浴…。
さてさて、お腹いっぱい胸いっぱいで
すでにトローンとした私たちでしたが…、
えいやっ!とライブもいたしました。
お客さんはみなさんとってもあったかくて、
しかもアンコールまで頂き、楽しく演奏できました!
ほんとうにありがとうございます!!!
うひゃあ〜、もう大ベテラン!
お客さんのつかみ方、曲、歌、ギター。
どれをとっってもさすが!の一言でした。
どわわわ〜〜!わたしも修行をつんでいかなければ!
そして夜遅くまでうたいさわぎ、おしゃべりし、
翌日SHYさんと共演される静岡のバンド、ナタリーのみなさんと連弾などして愉しみ、
いやはやなんとも素敵な満月の宴となりました。
ケメさんキョンさん、SHYさん、ナタリー御一行様、あの日むずりやに居たみなさん、
ほんとうにありがとうございます。
またぜったい行きますね!
翌日、
色んな人から噂を聞いていた場所だったので、ずっと行ってみたかった。
着いてみると、噂以上のところだったわわわ!
あ〜いろんなものが、いろんなセンスが、
かわいすぎてかわいすぎて…。
さらに、お客さんが老若男女問わず!
PTA帰りのお母さんたち、ご近所のファミリー、
いけてる若者、いけてる外人さん、などなど。
ついつい長居してしまった私たち。
お昼どきで忙しいのに、いろいろお話してくれてありがとうございますじゅんさん!!
ごるぁぁぁ、すでにまた行きたい!!!
なんてかっこいいお店なんだ…。
天井が高く、ファンがまわり、
ここはサンタモニカかと思わせるような開放感。
ど…、どうなってんだ菊川。
なおさんえりさんご夫婦の懐広さも、ものすごい開放感!(日本語ちがうべか)
なんと会ったばかりのアタクシのCDを取り扱って頂けることになり!
なんつうかまあ、
感謝の気持ちをどういう言葉で表したらよいかわからず、
心の中で『ニャンチャン!!』とベトナムの都市の名前がこだましていました。
人はうれしすぎるとわけのわからない言葉がループするものなのだ、と気づきました。
…と、ほんとに静岡という土地が
どれだけヤヴァイかを思い知らされた2日間でした。
そうそう!
それもすべて田山さんのおかげ!
ほんと、一昨年から静岡のさまざまなところとつなげて頂いて、
感謝感謝です。
田山さんの優しさは、富士山よりも高かった!
の巻〜〜〜でした。(忍たまらん太郎風にお願いします!)
東京もどってちょっとすると雪が降りました。
普段見ている景色に雪があると、なんだか新鮮。
秋田の雪はどうかな〜、と郷愁感にかられます。
思い出すのは、
こどもの頃よく行ったスキー場。
もうつぶれちゃったけど。
狭い林間コースの両サイドにある、針葉樹の深い深いミドリ。
想像すると、
心がどんどん真っ白になっていく気がする。
あの静謐な世界は、きっと冬だけのものなんだろう。
背筋をぴんとのばして春に向かっていかねば。
雪がとけた後の土の匂いを、楽しみに待ちながら。