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カンボジア
先月4/1にカンボジアへ行ってきた。

完全な観光で、である。

3月がリリース準備やら
イベント準備やら
ツアーやらで
すこぶる忙しくって
ずっとテンパっていたので
勢い半分、

あと子どもの頃インディージョーンズに憧れていたので

遺跡を見てみたい、

という単純な理由で。

ツアーの合間合間を見計らってだったので
滞在日数は短かったけど

行って良かったなあと思ってます。


後半、腹こわしたけど…

ラピュタっぽい遺跡ベンメリア





影絵劇のスバエクトーイも見れたし




朝もやのなかのアンコールワットは圧巻だったな




トンレサップ湖

貧しい人たちの暮らしを見物する、
みたいなツアーの主旨が
途中キツくなって来て
苦しかった

カンボジアでは税金払わなくていいかわり
保険もなくて
年金もなくて
働けなくなったら
生きて行く術がないんだって

平均寿命は50代らしい


イカダの上に家を作って
年がら年中水上生活
学校に行くとき
船を買えない家庭の子は
たらいの上に乗って登下校するとか

湖の水は
いろいろなものを垂れ流しているせいか
ひどい匂いがした


私たちは色々なものに守られているんだなあと思った。

きっと人間は
思っているよりずっと強いんだと思う。
便利なものが出来過ぎて
それを忘れてしまっているだけなのかもしれない。


なにかを言い訳にしてしまったり

日々の生活のうっぷんを
社会や時代のせいにしたり
自分以外の誰かのせいにしたり

そんなことがいかに
小さなものであるのか

身にしみて帰って来た




服の袖をぐいぐい引っ張ってくる子どもに
何ができたか
いや何もできなかった
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您好!台湾!!
ぜんぜんブログを更新していないので、
モーレツに忙しいと思われているみたいですが、
家で白目をむいているただの怠惰な人、であります。青谷明日香ですコンニチワ。
んなもんで、「アタタタタ!!!」とケンシロウのごとくケツをピシピシ叩き
更新していこうと思います。
しかし今年ぶんはなにひとつアップしていないというトホホな現状。
かいつまみつつ、
ツアー中心にアップしていきたいと思います。
気軽にお付き合いくださいね。


それなのに復活イッパツ目は、
なんと全く音楽と関係のない、
「ただの旅行」の記事、
という…。

「やめちまえ!」と
怒られる可能性大なことこの上ないですね。

うーんマンダム。



さてさて、前置きがクソ長かったので
この時点で読むの辞めちゃった人が多いかもしれないんですが。

去年の12月の半ばぐらいに、
台湾の台北に行ってきました。

ヒマさえありゃ「遠くに行きたい」と吠えている私ですんで。
3時間もかからず着いてしまう台湾。
ぺろりと旅行に行って、
小龍包をたらふく食うて来ようではないかと
欲望の赴くままに出かけました。


与那国島の西に位置するので、
冬でも20℃以上ある台湾。
着いた台湾の南国の湿度に、
「あーこれこれ」と嬉しくなりました。




とにかく初日の夜から食いまくり。
臭豆腐(その名の通り臭い豆腐。台湾の人たちは臭豆腐が大好き)の匂いに死んだ夜。


こんなこと言っちゃあなんですが…、
食うしかねえ(やること他にねえ)台北。

女子らしくかわいい雑貨屋めぐりなんぞ、
と思いつつ。
夜市にいくも、
竹下通りでティーンが喜んでいるようなものしか無く、
まるでビビっと来るものが無く。

結果「食」に走らざるを得ない感じでした。


台北からバスで1時間ぐらいの、
九份にも行きました。
「千と千尋」っぽいで有名の。


ものすごい期待をふくらましていったんだけど、

感想「なんだかこわい」でした。
雨だったからかなあ…

観光地特有の怖さっつうですか?
情念みたいなもんを感じたなあ。




何が思い出に残ってるって、

ろくに店番もしないで、
店の奥でギターの練習を一生懸命していたオッサン
ぐらいかなあ。



台北に戻って来て、
夜市で牛肉麺、水餃子を食べる。
翌日帰国するってんで、
台湾の思い出なんかを語りながら、
他の国へ旅行いったときと比較し、
「刺激が足らねぇ」「まぁ〜でも、こんなもんか台湾」
なんてちょいと上から目線でガハガハ笑っていたところ、

最終日に逆襲をくらうことになってしまったのです。

そう、たぶんその夜に食べたどっちか(牛肉麺のセンが濃厚)が原因だったんだろうなあ。
夜から胃が激痛。
そして嘔吐。

完全に「あたった」のです。

タイでもネパールでも腹壊さなかったのに。。

帰りの飛行機で、
「うぎゅぎゅぎゅ〜」
「もへ〜もへ〜〜」
と言葉にできない声を上げのたうち回り、

機内食のオーダーを取りに来たCAのお姉さんに、
「ノーフーズ!!ノ〜〜フーズ!!!」
とただならぬ拒否反応をし、

日本に帰って来ても丸3日つぶれる…という。
ある意味、台湾の洗礼を受ける結果になったのであります。



ああ台湾さん、
「こんなもんか」なんて言ってしまって本当にごめんなさい。
私が体験したのは、
入り口の入り口に過ぎなかったんでしょうね(きっと)
次はもっとディープな台湾にもぐりこみたいと思います。
なので、次まで丈夫な胃腸にしておきますね。


以上、
台湾旅行のおもひででした。
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2/1 ネパール旅行記〜12日目(最終日)〜
2/1火曜日、はれ。


名残惜しいのか、
むちゃくちゃ早起きしてしまう。

いつものチャイ屋へ。

最後のチャイだ…。
一口一口、ゆっくり味わう。


すっかりお気に入りになってしまった、ホテルの屋上へ。



ぜんぜん、まだ居たいぞ。
まだ帰りたくねえぞお。


しかし、この名残惜しさは、
また来ればいいってことにつながる。


また来るからね。
ネパール。


そんなことを考えながら、
朝陽を見続ける。




9時ぐらいに二歳児ふくむ女の子6人で占いをしに行く。
音楽家として、今から16年間、非常にいい時期だって!
やったね!

だけど手が医者の手らしく、
音楽やりながら医者の勉強してね!
だって!?

い、今から医者めざすの???
なかなかですえ、それは!



みんなに挨拶して、
タイまで同じ便のYo Hardingちゃんと空港へ。

無事チェックインし、バンコク行きの飛行機へ乗り込む。


ありがとうネパール。

また会う日まで。



ネパールでの日々は、
ずっとずっと、
宝物になることだろう。

胸に抱きしめて、
頑張っていくよ。

つらくなったら、
思い出すよ。






ネパール旅行記、
これにて終了です。

こまかく、
しかも大量にアップしてしまいましたが、

ここまで読んでくれた方、
ありがとうございました。


今や、
時間とお金があればどこにでも行ける時代。

何か興味のある土地や、
知りたいと思うことがあったら、
迷わず行くべきだと思います。

百聞は一見にしかず、というけれど、
まさにその通りで、
さらに私が思うのは
「百見は一肌にしかず」
だということ。

肌で感じるということ。
その土地に降り立った生身の自分からでしか得られない感動。

それは、
雑誌で見る写真より、
ハイビジョン映像より、
もっともっとすごいものです。


真実は、
自分が感じたことのみ。

この旅で、
心からそう思った。



ネパールではたくさんの方にお世話になりました。
言葉ですべてを語るのはむずかしいですが、
本当にたくさんのものを頂きました。
ありがとうございます!


きっかけを与えてくれたJUNEさん、
うたう機会まで頂き、
本当に本当に感謝しています!
ありがとうございました!


これからの日々に、力になってくれるであろう
黄金の二週間でした。


みんなみんな、
ダンニャバード!
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1/31 ネパール旅行記〜11日目〜
1/31月曜日、はれ。


気がついたら、明日帰国する日。

買い物するなら今日しかない!!



と、この日は心残り無く買い物をする日に設定。


タクシーでタメルまで行こうとしたが、
1人で行動するんだし、
ちょっとは冒険したい。

ということで、
路線バスに挑戦。


タメルまでタクシーなら300ルピーのところ、
なんと10ルピー。

やっすい!

タメルに無事着かなかったらどうしよう…、
なんて
ドキドキしながら向かう。
こういうドキドキ、嫌いじゃない。

バスはなんてことなく、
無事着きました。
よかったよかった。


はじめて1人でぶらつく午後。

こういうのもよい。



のんびり散歩しながら、
買い物もしまくる。

気になっていたハルモニウムも楽器屋さんで試奏。
次ネパールに来る機会があったら、買っちゃうかも!



帰りはタクシーで帰ろうかどうしようか迷ったけど、
歩いて帰ることにした。

車だったら大体30〜40分ぐらいの道。

少し前に
けんごさんがその道のりを歩いたと言っていて、
まじっすか?と興奮混じりで聞いたら
「歩かないとわからない風景がある」という答えが返ってきた。

それって素敵だなあ、と思ったので、
最終日だし、
わたしも歩こう!と決意したのだ。


パタンまで、ざっと1時間半ぐらい。

いやぁ、
歩いてみて本当によかった。



歩道橋の上から。



ここは市民の憩いの広場かな?



橋の上は超渋滞。


そして橋の下は貧困層の人々が暮らす、
いわゆるゲットー。


ゴミだらけ。
鼻をつく刺激臭。

ネパールはどこに行ってもゴミが落ちていた。
それだけはウンザリだった。

川の上流部でさえもゴミが落ちている。
都市の川は、
上から流れて来たもの、
生活から垂れ流されたもの、
それらが集まりまくって、人間の業がすべてが集結しているかのような汚さ。


そしてその横で暮らす人々。


川を見下ろしているかのような、野生の猿。


くずれかけの小屋にいる老女が、こちらを向いてにっこり笑う。



なんだか不思議な光景だった。


パタンに着いたら、もう夕暮れ時。


チーム天草とbobinさんちに向かう。

bobinさんちの、屋上からの風景。


ネパールの夕焼けを見れるのも今日で最後だ。

瞳に焼き付ける。



夜はユミちゃんの誕生日会。
ユミちゃんおめでとう!

オシャレなバーでおいしいご飯とお酒を飲んだ後、
bobinさん、ユミちゃん、ビバちゃんとお別れ。
本当にお世話になりました…!!!
新潟で共演したときに、
よもやこんな展開になるなんて予想もできなかったよ。
しかし、こうやって2人の門出を祝えて本当に嬉しかった。
また絶対会いに行きます!
ありがとう!!!


ホテルに帰って、夜半までおしゃべり。
みんなに「まだ居たらいいのに」と言われ、
心底残るみんながうらやましかった。

しかし日本に帰って、ネパールで感じたことを早く落とし込みたいと思ったのも本当だった。


早く帰ってピアノを弾きたい。
もっといいうたを歌えるようになりたい。





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1/30 ネパール旅行記〜10日目〜
1/30日曜日、はれ。


朝、もはや日課となった、
チャイを飲みに近くのチャイ屋へ。

1人でぼーっとチャイを飲み、
地球の歩き方をパラパラめくっていたところ、
「アムリ」という青年に話しかけられる。

今日どこへ行きたいんだ、
と聞かれたので、

パシュパティナートというヒンドゥー教徒の火葬場へ行きたい、
と言ったところ、

自分はタクシードライバーで、
そこまで200ルピーで連れてってやる、

なんつうから、
ほうほう!
と思って、

んでそれ以降もいろいろ話をして、
さらにチャイも2杯おごってくれて、
10時にホテル前まで迎えに来てくれるというから、

ちょっと怪しいけど、
チャイもおごってくれたし(ここ重要)
無視したら悪いなあ、と
日本人特有のダメな警戒心のなさで、
10時にホテルを出る。


ハロー、と

アムリ、
しっかり待っとるやないけ!!


じゃあ、行きましょう。
と、てくてく歩く。

が、

なかなかタクシーにたどり着かない。

ん?
なんだかおかしいな、
そんな遠いところに車止めてんの?
と思いながら
そのまま20分。

川を渡って、
そこはマイクロバス乗り場。

「あなたお金ないでしょう、
マイクロバスでパシュパティナート行く?
それともタクシー捕まえる?」


っておいおい、
お前、
タクシードライバーじゃないのかーーーー!!!!?


そこで
「いやいや、あんたがタクシードライバーじゃねえのかよ」
「いやー、僕は違うよ」

「そんなんだったら一緒にいけません」
「僕が怖いの?」
「いやいや、怖いとかなんつうか、1人で行きたいの!!!」

と押し問答を繰り返す。


結局、気まずい感じで、
「帰ります」
と一言いい、ホテルへ戻る。

ホテルに戻る道中、
となりでしょげながら歩いているアムリ。
少しかわいそうになったので
チャイをおごった。笑

マフィンもいるか、と聞いたところ、
か細い声で
「要らない」
と言われる。

頭の中に、
「NOと言えない日本人」という文字がデカデカと浮かび上がった。



ホテルに戻ったら、
天草チームがいた!
同じホテルに滞在しているとは聞いていたけれど…!


そして一緒にホテルの屋上へ。


こんな屋上があるなんて知らなかった!!

屋上からの風景。


こちら反対側。


いいなあ…、ここ!
一気に気に入ってしまった。




お昼ごはんにさっちゃんの作ったカレーを頂く。
日本からキャンプ用のガスコンロを持って来たんだって。

街角で買った野菜、
お米、スパイスで作られたカレー。
むちゃくちゃおいしくてやさしかった!



午前中にあった出来事をしゃべったところ、
みんなでパシュパティナートへ行こう、
ということになる。

ありがとう…涙!


ということでチーム天草と一緒に、パシュパティナートへ。

地球の歩き方に入場料200ルピーと書いていたのに、
つい最近から500ルピーに値上がりしたらしい。

日本円にしたら600円ぐらいなんだけど、
もうこの頃にはネパール的金銭感覚になっていた。

というので、
高いねー
なんてしゃべってたところ、

変な男が、
「おれ、ただで入れる道知ってるよ」
と寄ってくる。

しかし、
「教えてやるから2000ルピーくれ」だと。

アホか!



パシュパティナートは小高い丘になっている。
丘の上からカトマンズの街が見渡せた。



若い菩提樹も街を見下ろしている。



その丘から
下の沢に降りれる道を発見。


遠巻きではあったが、寺院の中を見る事ができた。
2000ルピーの道、ここじゃないのか?
とひそひそしゃべる。


途中、小さなほったて小屋で演奏している集団を発見。
宗教歌なのかなんなのか。

ともかくあつまって練習しているという感じ。

メロディーがすごくよかった。
今でも思い出せるほど、
頭の中に焼き付いている。



夕暮れのパシュパティナート。

路地を散歩しながら帰る。



その後、すこし事件があったんだけど、
みんなの対応が迅速ですばらしかった。
チームワークを感じた。

夜ごはんにモモを食べに行って、
トラブルが解決しますように…、とみんなで切に願った。

もしかしたら、
私が帰った後に奇跡が起きてるかもしれないから、
それを願って、
もう少しで帰国するみんなに聞いてみようと思う。


ホテルに帰って、
みんなでひとつの部屋に集まりおしゃべりしていたところ、
下から声が。

窓を開けると
フリーキーマシーンのけんごさんが見知らぬネパール人2人と居るではないか。

たった今ポカラから帰って来たらしい。


しかもタクシーで!!!


あの山道を6〜7時間かけてタクシーで帰ってきたとな!!!


やるなあああ!!!!



そして爆笑道中をたんと聞き、
ゲラゲラ笑う。


けんごさん、日本でもまた
おもしろい話いっぱい聞かせてくださいね!!!
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1/29 ネパール旅行記〜9日目〜
1/29土曜日、はれ。


イベント明けの日。

初日からご一緒させて頂いた、
さらにポカラでもお世話にになったOBNの小林さんが午後の便で帰国するという。

帰国の途につく小林さん交えて最後の晩餐ならぬ最後のブランチ。
JUNEさんオススメのインドカレー屋。
タンドリーチキンめちゃうまい!

ごちそうさまでした…!!!

小林さんまた日本でお会いしましょーーう!



お見送りした後、
タメルへ行って買い物。


民芸品やさんにいた女の子がむっちゃかわいかった。
お客さんに「ナマステー」と言うのにはまっているらしく、
10数回笑顔でナマステーと言われた。
もうメロメロ。


しかし女の子のキュートなナマステに似合わず、
ごつい店内(笑)。


「仮面があらわれた!」

ピッ
「にげる」


という感じ。


エルドナックスシェルパのデリーサン、本領発揮。



買い物を済ませてbobinさんちへ。
ユミちゃん一家も深夜の便で帰国するらしく、
ユミちゃん一家も集合している。

テレビを見たら、
エジプトが大変なことになっていた。



テレビを見ながら、

日本のこと、
ネパールのこと、
世界のこと、
みんなで語る。


話していたら急に日本食が食べたくなって来た。
そこで夜は近くの日本食やさんへ。
みそ汁が染み渡る。
おらやっぱり日本人だ。


JUNEさんは明日帰国。
ノリさんは明後日からインドへ。

というのでお二人ともこの日でシーユーアゲイン。


ずーっと同行させてもらってたので、
明日から1人か…。
急にさびしくなる。



わたしのネパール生活も、あと少しだ。

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1/27 ネパール旅行記〜7日目〜
1/27木曜日、はれ。


朝7:30出発のカトマンズ行きのバスに乗るためバスターミナルへ。
バスターミナルからくっきりヒマラヤの山々が見えました。


パン売りの少年からパンを買い、
お世話になったナレンドラさんと固い握手。
「またぜったい来ますから!」
と言いながら、さびしい気持ちでいっぱいだった。

さようならポカラ。



バスはツーリストバスといえどもおんぼろ。
座席もせまいのなんの。
おそらくサスもイカれているので笑、
ガタガタガタガタ…。
揺れる揺れる。

そして途中の道、
ガケ、ガケ、ガケ。

霧の中を
川沿いの道を
ガタガタガタガタ
ひた走る。


休憩を2回はさんでカトマンズへ。
およそ6時間。


2回目の休憩ポイントにて。
ここはどこだろう、という感じがたまらない。
グーグルアースでも調べられないような、
辺境の街なんだろうな。


車窓から、
段々畑が見えたり、
マナカマナという寺院へむかう長い長いロープウェイが見えたり。

カトマンズ盆地に入ると、
高い高いレンガ作りの煙突が立ち並んでいたり。
なんだかナウシカの風の谷を彷彿させた。

全く飽きなかった。
いいね、バスの旅も。


14:30ぐらいにカトマンズ着。


その後マサラビーズというアクセサリー屋さんでゆっくりさせてもらったり、
タメルで買い物したりする。

夜はJUNEさんノリさんと合流して
チベット鍋「ギャコク」をご馳走になる。

いろんな具材を入れて食べるギャコク。
あっさりしているんだけど、
スパイスも少し効いてる。
お〜〜いしかったあああ〜〜!

ご、ごちそうさまでした!!!



明日はついにライブ当日!
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1/26 ネパール旅行記〜6日目〜
1/26水曜日、はれ。


4:30起床。
電気が来ていません。

真っ暗の中、ロウソクの光と懐中電灯の光を頼りに準備。


ネパールでは毎日12〜16時間の計画停電があります。
水が豊富な国なので、ほぼすべての電力を水力発電でまかなっているらしいのだけど、
全く足りていない現状とのこと。
さらにここ数年の不安定な政情も影響しているらしい。
街の人たちは
「新しい政府はなにもやってくれない」
と嘆くばかり。

一日の半分以上が停電、それが毎日。
信じられますか?

これだけでも、
日本という国がどれだけ恵まれているのか、
分かりますよね。

私たちが当たり前と思っていることが、
当たり前じゃないんだってこと。
そう思ってしまうこと様々、
この国にはたくさんあります。



朝5:30、ホテルのロビーに集合、出発。

今日はヒマラヤの朝陽を見に行きます。
サランコットの丘、というヒマラヤがよく見える丘へ。

麓まで車で行き、途中から歩き。
険しい階段を登って行く。

街灯なんてなし。
家々の灯りもなし。
おそらくまだ停電中なのだろうか。
みんなロウソクの光だけでお店の準備をしたり、家畜の世話をしていたりした。
しかし、そこらじゅう月明かりで十分明るい。
月明かりを頼りに登って行く。

登っていると、うっすら横にヒマラヤが見えて来る。
深い青の世界でそびえる、白い山。
みたこともない光景だった。
別次元に来てしまった気がした。

山頂に着いて、次第に夜が明ける。
だんだんヒマラヤの山々が浮かび上がってゆく。


人生でこんな景色、
今まで見た事あっただろうか。
言葉にならなかった。

日の出と供にオレンジ色ともピンク色とも区別のつかない、
神々しい色に山が染まる。



左側からアンナプルナサウス、アンナプルナ鵯、とんがっているのがマチャプチャレ、その右がアンナプルナ鶚。

写真には写っていないけど、
左にダウラギリも見えた。

登山家栗城史多さんのダウラギリ登頂のときの映像を見たけど、
山頂にポーランド人登山家の遺体があるんだよね。
その遺体が山頂の目印になっているらしい。
寒さのため、腐敗していない遺体。
とても衝撃的な映像だった。

あの山には、
あの亡骸があるんだ。

そう思った。


朝陽を見る人々。


ヒマラヤと私。
注:妖怪ではありません



ネパールはトレッキングの国。
地球の歩き方もほぼ半分はトレッキングの情報。
サランコットの丘から見えたアンナプルナ。
そのまわりをぐるっとまわる2週間のコースがあるんだとか。
アンナプルナのベースキャンプは四方8000m級の山々に囲まれ、とても美しい場所らしい。
いつか行ってみたいなと思う。

しかしそのヒマラヤ。
地球の温暖化が原因で氷河が解けてきてしまっているらしい。
その結果「氷河湖」という湖が出来てしまい、
その湖も決壊して村が水没してしまったりなどと深刻な状態なのだとか。

僕たち私たちが日本で消費しているエネルギー。
それがヒマラヤの雪を溶かしてしまっているのかもしれないね。
そんなことを話しては、胸が痛くなった。


陽が昇りきって、
山を降りる。

登ってくるときは真っ暗だったので、
こんなところだったんだ〜と思いながら下る。


途中のお土産やさんでまたもやウールのストールを買ってしまった。
ヤックという動物のウールなんだけど、
赤ちゃんヤックのあごの毛しかつかっていないんだって。
肌触りが柔らかくてぜんぜん違う!
というので、ちょっと高かったんだけど、
自分用に購入。


野菜売りの女性たち。
山を下って、街に野菜を売りに行く所。
ガイドのナレンドラさんがほうれん草とトマトを買っていました。
山の野菜、山のニワトリ、
山のものは何でもおいしい!とナレンドラさん。



いったんホテルにもどって朝食。
その後ポカラ観光にGO!

ヒンドゥー寺院、ヒンドゥバシニ寺院。

旧市街にて謎のゲームをする人々。



チベット仏教寺院で、楽器を練習する小さなお坊さんたち。




渓谷。
吊り橋。

めっちゃ怖かった。


この橋のキャパ人数どんぐらいですか?
と聞いた所、

「意外と頑丈だよ。大ジョブ大ジョブ!」


「…25人ぐらいかな」

いやいや、
意外と少ないっすよ!!汗


吊り橋から。


鍾乳洞からの滝を眺めたりも。

タシリン・チベット村。
機織りをする女性。


手伝わせてもらったりなんかしちゃったり。



その作品たちが売られていたりしたけど、
どれもこれも安いし、かっこいい!かわいい!


これとか超かっこいい。
空想上の建物なのかなと思ってたけど、
日本帰って調べたら、チベットにあるポタラ宮だと判明。
ダライラマが昔いたところ。
チベットにはこんな信じられない建物があるんだねえ。


国際山岳博物館にも行った。
山の写真とか、
山岳民族の紹介とか。
山にまつわるアレコレ。

その中で世界の山岳民族コーナーがあったんだけど、
台湾の山岳民族、
というののマネキン。

顔がどう考えても西洋人。
完全にマネキン選び失敗しちゃってるよね。


男性バージョン。
悩ましげな表情してるけど、
どうなんだろね、これ!


その関連で日本のコーナーがあったんだけど、
「AKITA」っていう文字があった。

おっ!
秋田だって?!

と思ったらコレ。

秋田なめんな!!笑



ヒマラヤ一帯にはイエティ(雪男)がいるという伝説があるらしいのだが、
そのイエティコーナー。

イエティも雑だな〜〜!!笑
もっとしっかり作れなかったのかな?


いろんな意味で楽しませて頂きました、山岳博物館。


その後、
女性自立支援の「Women's Skills Development Project」の工房ヘ行く。
ハンドメイドのバックや、小物入れがかわいい。
草木染めのベルトを買ってしまいました。

ポカラ市街にある、
同じ女性自立支援目的なんだけど別団体、「Nepalese Women Handicrafts」のお店にも行く。
ここのお店のほうが自分的には好みなものが多かったかな。
かわいい布ばかり。
この布を使ったバッグが売られております。
このお店でバッグも買っちゃいました。

このバッグたち、
夏以降に東京のお店で買えるようになるかも!
そのお店の情報は、
分かり次第インフォメーションしますね! 


夜は、ナレンドラさんのおうちでダルバートを頂く!
このダルバートがほんっっっっっっとうにおいしかった!

朝、山で買ったほうれん草もばっちり調理されておりました。
ぜんぶのおかずがおいしかった!!
ご飯にかける豆のスープも塩味がちょうどよくておいしい。
この夕飯がポカラで食べた食べ物の中で一番おいしかった。
愛情かけてつくる美人の奥さんの手料理、
何にも代え難いということだね!

ナレンドラさん一家、そして運転手さん。
おうちにお邪魔もさせて頂き、
ダルバートまでご馳走になり、
ほんとうにありがとうございます!



朝から動き倒したこの日。
ホテルに帰って爆睡。
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1/25 ネパール旅行記〜5日目〜
パタンのホテルではじめての朝。


早朝、横の寺院から聴こえるお経の大合唱で目が覚める。
お経+打楽器で朝からガッシャガシャ。
すげー盛り上がってる。
1曲終わる毎に「イエーーーイ!!!」と、ものすごい歓声も。

ど、どうなってんだ。

ううう、うるせーーーと思いつつも、
あまりにメロディアスなお経の旋律が妙に気持ちよかったり。
ひとりだけ声の通るだみ声のオッサンがいて、
オッサン声張り上げてんなあーと、
ふとんの中でぷくくくく笑ったりで、
なかなか素敵な朝の時間になる。


朝、ホテルのそばのチャイ屋で、
みんなでチャイを飲む。
気がついたら3杯いっている人もいた。笑

もうこのころには
朝チャイなしでは物足りない体になってしまっていた。
ネパールスタイルにも少しなじんできたというところか。


午後に空港へ。
今日からポカラへ2泊3日の旅。

国内線の空港、すごかったっす。
チケット発券のカウンター、
航空会社のパネルが厚紙だったり笑、
(ところどころひん曲がったりしている)

またはトイレの鍵がしまらなかったり。

掃除していたお姉ちゃんに、鍵しまんないの?と聞いたら
「あ?」
とガン飛ばされたのでしかたなく鍵を閉めずにトイレへ。

いわゆる和式なので、
何も知らずに開けられたときにゃあケツのサンライズである。

ヒマラヤの朝陽を見る前に、
ケツのご来光ときたらシャレにならん。

そんなことを考えてドキドキしながら用を足す。

運がよく、なんとかサンライズせずに済んだ。
よかった。
心から。


今回乗る飛行機の航空会社。
「Buddha Air」ブッダエアー。

もうダイレクトである。

誰か怒ったりしなかったのかな…。

というのも
ネパールはわりと宗教の取り込み方がまるくて、
ヒンドゥーも仏教もそれぞれあるんだけど、
なんだか両方が混じり合って独自の進化を遂げていたりしていた。
仏教徒がヒンドゥー寺院に行ったりとかもあるらしい。
わりといいとこ取りというか。
そういうの日本とも近い感じがする。
要するにそれぞれ色んな信仰があるけれど、あんまギスギスしていないという感じ。

だから、もう「坂本竜馬空港」みたいな感じで
ブッダブッダ使い放題。

街の中で
「シッダールタ銀行」
というのも見かけたし、

それ大丈夫なの?
といいたくなる
「レストラン ファンキーブッダ」
というのもあった。
ファンキーなブッダはさすがにまずいだろ。

しかしそういうの、
わたしはだいぶ好きでした。笑



そして乗った飛行機。
プロペラ機でした。

オオオ…
初、
初体験。

まだ、死にたくねーーーー!


しかも座席がプロペラの真横。
プロペラがいきなり飛んで来て、
窓を突き破って
わたしの首がスパン!
あああああ、
そうなったらどうしよーーー!と、
漫画太郎的絵を想像し、
冷や汗ダラダラ。

そして乗り物酔いしやすい私。
飛行機の中で
「オゲーーーー!」とゲロゲロゲロリーナになったらどうしよう。
とやっぱり漫画太郎的発想をし、
冷や汗さらにダラダラ。


そんな心配をよそに
テイクオフ。


どわーーー!
飛んだ!!!


あ、あれ?
意外と揺れが少ない!


約30分の空の旅。
全く酔うことなく終了。
途中、ヒマラヤ山脈を間近に見る事が出来て感動した。
中でもマナスルが圧巻だった。


着いたポカラ空港の小ささにもびっくりした。

サービスエリアやんけ!!!

しかも藤野あたりの!!



現地ガイドのナレンドラさんに迎えに来て頂き、
ポカラの街中へ移動。


カトマンズとは全く違う時間が流れていました。
ゆっくり!
しずか!
空気がきれい!


のんびり湖を散歩したり、


お土産屋さんを見て回ったりしながらこの日は終了。
各自解散。


解散前にナレンドラさんに、
「カトマンズになくてポカラにあるもの、ってなんかあります?」
と聞いた所、

「そんなのないよぉ〜〜〜〜〜
わはっははははっはは!!!!!」

と大爆笑される。

ネパールの笑いのツボ、
わ、わからん…。

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1/24 ネパール旅行記〜4日目〜
1/24月曜日、くもりのちはれ。



朝早起きして、早朝のタメル地区を散歩。

ネパールの朝は早い。
夜も早い。
みんな陽が沈む時間には家に帰り、
陽がのぼるとともに活動開始。
早寝早起きで実に健康的だ。


ほったて小屋みたいなチャイ屋さんでチャイを飲む。
値段、だいたい10円ぐらい。

うむ
ウマい!


こっちのチャイはスパイスゼロ。
砂糖たっぷりのあま〜〜いミルクティー。

街のあちこちにチャイ屋さんがあります。

お店での商談中、
おうちにお邪魔したとき、
ちょっとした間ができるとチャイが出てきます。
事あるごとに「チャイ飲んでく?」と言われます。
これがまたどこのチャイもウマいから、
すすめられるがままに飲んでしまうんだな。


散歩して体があったまったところで、
シャワー再挑戦!
すると…、おっ!ちょっと湯気が出ているではないか。
今日はほんのり温度が高い様子。
といってもぬるま湯にもなりきらない温度ですが。笑
水よりはマシ。
気合いであびる。

9時にホテルをチェックアウトして、パタンへ向かう。
今日はBobinさんの結婚式。

Bobinさんのおうちでは日本人大集合!!
天草チームとも再会。
はじめて会う人もたくさん。


すぐ近くのホテルへ移動。
儀式を済ませたお嫁さんユミちゃんが出て来た。
ユミちゃん。
ネパール式の花嫁衣装に身をつつみ、
きれい。。。


その後Bobinさんちに移動し、
玄関で儀式が行われる。
赤いインクのようなものを額につけたり、
花びらを上からファサッとかけたり、
一体どんな意味合いがあるんだろうね。

じっと静かに見守る。


儀式後の玄関。
花びらが舞って、なんだか綺麗。


次の儀式は親族だけで家の中で、とのこと。

そのため友人知人一同はいったん解散。
夜に広場でパーティーがあるらしく、
それまで自由行動!
と言われる。笑


タメル地区にもどって再び買い物。
ウールのストール、みなさんに便乗してわたしもゲット。


その後昨日行ったボダナートへも行く。
チベット家具、チベットじゅうたんの買い付け?お買い物?を見学。


骨董屋のお兄さんが、
地元で一番うまいレストラン、と、
チベット料理屋さんにつれてってくれました。

ここのフライドライスとモモがまた絶品!

写真のモモは揚げモモ。
普通のモモ(蒸したやつね)もおいしかった!

昨日のレストランもかなりおいしいと思ったけど、
ここの味は別格。
やはり地元の人がひいきにしているお店は違うね。

タントゥクというすいとんみたいなのもおいしかった。
スープの味付けがかなり好み。

うまいうまい!
とペロリ完食。


夕方にパタンへ戻る。
Bobinさん一族の広場(!)にてパーティ。
建物に囲まれているのでひろ〜い中庭と思って頂ければ。


寺院ではなにやらお祈り中。
Bobinさんの一族がずーっと守ってきたお寺なんだとか。
すごいよね。

パーティには700人くらい来るよ、
という話を聞いていて、

ほんとかな〜〜と思ってたら、

次から次から!
どんどん人が来る。
ほんとに700人いるかも!
凄い人数!

そしてみんな横並びにズラーっと並んで、
ネワール式(ここいらの人たちはネワール人が多いらしい)のトラディッショナルなご馳走を頂く。
Photo by Kobayashi hiro sun


こんな感じ。
次から次へとお皿に料理が運ばれてくる。

その数五十品目なんだとか?!



ご馳走を作っているところ。
でかい寸胴鍋がたくさん。


味は、おいしいのはおいしかったし、
刺激的なのは、刺激的でした。笑



お嫁さんのユミちゃん、
Bobinさんの妹さんビバちゃん。
かわいい。


会場で、食ったり飲んだりしゃべったり。
ネパールのビール、飲みやすくて、
お酒の弱いわたしにしてはだいぶ飲んでしまった。

日本語がうますぎるBobinさんのお友達ともいっぱいしゃべれた。
その人たちがおもしろすぎて、
笑い死にしそうになる。

貴重な体験もさせて頂きつつ、
楽しくて幸せな時間だった!!


Bobinさん、
ユミちゃん。
本当におめでとう!!


この日の宿は、場所をパタンにうつして。
世界遺産の寺院の真横にあるホテルで、
寺院を見ながら眠りにつく。
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